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志摩出身整骨院院長、全盲の両親の下に生まれ育った経験を書籍化

志摩出身整骨院院長、全盲の両親の下に生まれ育った経験を書籍化

志摩出身整骨院院長、全盲の両親の下に生まれ育った経験を書籍化

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 京都で「のぞみ鍼灸(しんきゅう)整骨院」(宇治市)の院長を務める小川由智(よしとも)さんが1月15日、自身の経験をつづった書籍「のぞみという生き方~感謝への思いを土台にして~」の出版記念講演会を賢島にあるホテル「みち潮」(志摩市阿児町)で開いた。

【その他の画像】志摩市阿児町出身小川由智さんが書籍出版

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 志摩市阿児町出身の小川さんは、全盲の小川正次さんと明美さんの下に生まれ育つ。伊勢高校(伊勢市神田久志本町)を卒業後、整骨院、整形外科、カイロプラクティック、鍼(はり)などの治療院に務め技術を習得し、柔道整復師、鍼灸マッサージ師の国家資格を取得した。

 講演会で小川さんは「子どものころは、父と音が鳴るボールでサッカーをした。目が見えないことを感じさせなかった。目が見えない両親の下に育てていただいたことを誇りに思い、感謝している。だからこそ人への感謝の気持ちを忘れないで、社会に対して恩送りしていきたい。東京パラリンピックで目が見えない人のお手伝いをしたい」と話す。

 同書の価格は500円。売り上げはNPO法人チームふくしま「福島ひまわり里親プロジェクト」へ全額寄付する。購入は、同院ホームページから申し込みできる。

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