「F1日本グランプリ(GP)第16戦」決勝レースが10月9日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市稲生町)国際レーシングコース(1周5.807キロ)で開催され、メルセデス44番のルイス・ハミルトン選手がポール・トゥ・ウィンで鈴鹿を制した。
ハミルトン選手は、予選レースで1分27秒319をマークし、2006年にフェラーリのミハエル・シューマッハ選手が出したコースレコード(1分28秒954)を1秒以上縮めポールポジションを獲得。決勝レースでは、セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)が4周でリタイアしたこともあり、そのまま53周を1時間27分31秒194で走り切り、今シーズン8勝目通算61勝を飾った。
2位にはマックス・フェルスタッペン選手、3位にはダニエル・リカルド選手のレッドブル2人が表彰台を飾った。4位にはバルテリ・ボッタス選手(メルセデス)、5位にはキミ・ライコネン選手(フェラーリ)が続いた。
ホンダの本拠地鈴鹿で、チームとして最後のホームレースとなるマクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが11位、ストフェル・バンドーンが15位に終わり、ポイントを獲得することができなかった。
同サーキットの10月6日から3日間の観客数は、初日2万6000人(昨年=2万7000人)、2日目4万3000人(同4万6000人)、最終日6万8000人(同7万2000人)、延べ13万7000人(同14万5000人)(主催者発表)。