志摩市在住の写真家・泊正徳さんが2月1日から、伊勢神宮内宮(ないくう)前の「茶房 山中」(伊勢市宇治今在家町、TEL 0596-23-5557)で写真展「伊勢志摩から拝(み)る富士山」を開催している。
【その他の画像】泊正徳さんの写真展「伊勢志摩から拝る富士山」
泊さんは、伊勢志摩経済新聞のカメラマンを務める傍ら、伊勢志摩から直線距離で200キロ以上離れる富士山を撮る写真家としても知られる。
同展では、2013年6月23日(夏至の次の日)の朝に、富士山が世界遺産登録された翌日に伊勢志摩スカイライン(伊勢市朝熊町)の展望台から撮影した写真や、2017年12月21日に二見興玉神社(伊勢市二見町)の夫婦岩(めおといわ)の大しめ縄の間から撮影した写真など、伊勢志摩から見える富士山の風景写真20点を展示する。
泊さんは「伊勢志摩からでもこんなに大きく富士山が観測できることを多くの人に知ってもらいたい。宙に浮いたように見える富士山は唯一この伊勢志摩からしか撮影できない貴重な一枚。伊勢志摩から見る富士山は、いつも見ることができないからこそ有り難い。『当たり前』でないからこそ感謝もわいてくる」と話す。
開催時間は9時~16時。金曜定休。入場無料。3月31日まで。