志摩市出身の30歳の男女約60人が2月18日、賢島の「宝生苑(ほうじょうえん)」(志摩市阿児町)で「三十路式」を行った。
1987年4月2日~1988年4月1日生の志摩市出身者が対象。三重県初として2015年に始まった「志摩市三十路式」は今年で4回目。三十路式を通して、新しいコミュニティを創り、自分事とし同市の現状を認識し次代を担う意識を醸成、参加者がつながり、ほしい未来を一緒につくる仲間づくりの場として実施。
今年は竹内千尋志摩市長とのトークセッションが行われ、竹内市長は「若いうちに見聞を広げること。そのためには海外を見てくることも重要」とアドバイスした。
同実行委員長の晝田浩一郎さんは「『旧交から新しい価値を生み出し、一歩を踏み出す』をテーマに郷土愛をさらに持ってもらおうと志摩市長とのトークセッションを開催した。参加者から市長に『30代のころはどんなだったのか?』の質問に対して『がむしゃらに仕事に専念していた』と語った。また志摩市の子育て対策についての質問には子育てしやすい環境づくりに取り組んでいる』と答えてくれた」と話す。
式典が終わると参加者は、一昨年5月に開催された主要国首脳会議「G7伊勢志摩サミット」で安倍首相が議長国記者会見場に選んだ庭園で真珠いかだ浮かぶ英虞湾をバックに記念写真を撮った。