三重映画フェスティバル実行委員会が8月4日、志摩市がロケ地となった映画「小さき勇者たち~ガメラ~」の上映会と同映画監督のトークショーなどのイベントを阿児アリーナ・ベイホール(志摩市阿児町)で開催する。
【その他の画像】「三重映画フェスティバル」をPRする田中忍さん
「東京物語」などの数々のヒット作品を持つ三重県出身の映画監督・小津安二郎の生誕100年を記念して2003年に開催したのがきっかけで始まった同フェス。「三重と映画」をテーマに「普段、映画を見る機会が少ない人に映画を楽しんでもらいたい」と県内各地で出張上映会を開いている。今回で16回を数える。
当日は2部構成で、第1部は志摩市内の各所で撮影が行われた2006年公開の同映画を上映し、その後同作の田崎竜太監督のトークショーを開く。第2部では松阪高校放送部と桜丘高校放送部が製作した映画の上映会と映画関係者によるトークライブを行う。
同実行委員会の田中忍さんは「地域主役型の映画を集めた映画祭『賢島映画祭』を開く志摩ムービークルーズの皆さんのご協力で、当日は映画のロケで使われた全長6メートルのガメラも会場入り口でお出迎えしてくれる。エキストラで参加された人や撮影場所を提供された人など当時を振り返り12年ぶりに大きなスクリーンでガメラを見ませんか」と呼び掛ける。
12時開場、12時30分開演。定員は500人。入場料は500円(中学生以上)。前売り券購入者先着300人には先着で無料チケットを配布する(なくなり次第終了)。チケットは、ブックハウス中岡(同、TEL 0599-43-2706)、志摩市商工会(同、TEL 0599-440700)で販売。問い合わせは田中さん(TEL 090-8735-8971)まで。