三重県志摩市・国府浜(こうのはま)で行われた「第53回全日本サーフィン選手権大会」最終日の8月25日、71歳の山崎市朗さんがロングボードマスタークラスで優勝を果たした。
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日本サーフィン連盟(NSA、東京都文京区)が主催するアマチュアサーフィン日本一を決める「全日本サーフィン選手権大会」。8月20日~25日までの期間で開催され、全国70の支部から1030人が出場し、各クラスで戦いが繰り広げられた。
湘南藤沢支部所属の山崎さんは、1947(昭和22)年4月19日生まれの71歳。17歳の時に友人とサーフボードを購入しサーフィンを始めたのがきっかけで、ショートボートのプロにもなった経験を持つ。20歳の頃にサーフィンの板を削るシェイパーとなり、現在も現役のボードビルダーとして活躍する。
全日本選手権に何度も出場する山崎さんは、1988(昭和63)年~1990年までタンデムクラスで3年連続優勝、1982年、1991年、1992年、1998年にはロングボードクラスで、2009年、2010年にはロングボードマスタークラスでそれぞれ優勝を飾った。さらに世界選手権(1992年の第14回フランス大会、1998年の第17回ポルトガル大会)にもロングボード日本代表に選ばれる経歴を持つ。
45歳以上の選手が参加するロングボードマスタークラスには64人がエントリーする今大会に山崎さんは、第1、第2ラウンドを2位で、第3ラウンドを1位で、セミファイナルを2位で勝ち上がり、ファイナルラウンドで頂点に立った。
山崎さんは「台風のうねりで難しかったが、久々に優勝できてよかった」と笑みを浮かべる。山崎さんは競争の激しい湘南藤沢支部で合計4ラウンドを勝ち上がり同クラスの支部代表に選ばれた。
「体力の衰えは年々感じるが、ロングマスタークラスの45歳以上の人たちと戦おうと思うと、練習と体力づくりが必要。さらに4月の支部予選に勝つために海に入りたいが、11月から3月までは寒いので(自分の年齢と体力をよく理解しているので)、無理をせず海には入らない。今大会では陸上でのトレーニングに力を入れたおかげでベストコンディションで臨むことができた」と漏らす。
同連盟広報担当者は、「ロイヤルクラスでは80歳以上の人もいるが、競技種目のロングマスター日本一の記録は71歳の山崎さんが最高齢。おそらく世界でも最高齢では…」と話す。