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志摩マリンランドで「タコノマクラのクリスマスツリー」 

志摩マリンランドで「タコノマクラのクリスマスツリー」 

志摩マリンランドで「タコノマクラのクリスマスツリー」 

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 ウニの仲間の「タコノマクラ」の殻(外骨格)を活用した「タコノマクラツリー」が現在、志摩マリンランド(志摩市阿児町神明、TEL 0599-43-1225)のクラゲコーナーで展示されている。

【その他の画像】志摩マリンランドのタコノマクラツリー

 本州中部以南、四国、九州などに生息し、伊勢志摩の沿岸の砂地などでも見かけ、伊勢エビ漁の刺し網などにもよくかかるタコノマクラは、棘皮(きょくひ)動物、タコノマクラ目、タコノマクラ科。長だ円形で、形が枕に似ていることからタコの枕と名付けられたとされる。細く短い褐色のとげで覆われ、殻に花のような5つの花びら模様が特徴。死んだものを掃除し漂白すると白く輝き、花びら模様やとげが取れた管足(かんそく)の小さな穴が美しい。

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 「タコノマクラツリー」は魚類担当の飼育員・安部瑞貴さんが、死んでしまったタコノマクラを捨てずに2年間掛けて集め、きれいに掃除し保存していた110個に、1個ずつLED ライトを取り付けクリスマスツリーの様に飾ったもの。高さ約185センチで赤、青、緑、オレンジ、ピンクなどの光が音楽に合わせて光り輝くように仕上げた。

 安部さんは「死んでしまっても形に残るものなら、何でも(ウニの骨格や貝殻など)収集しているが、多くの人に見ていただいて喜んでいただけることで小さな生き物や注目されない生き物にも興味を持ってもらえることがうれしい」と話す。

 「この花柄の模様は人間が彫ったものではなく、タコノマクラ自身が作り出した模様で、それぞれ個性がある。昨年このかわいい模様を見てもらおうとLEDを入れて展示したところ好評だったので、今年のクリスマスまでに大きなツリーにしようと思って完成させた。ライトを付けた瞬間本当に感動した。インスタ映えするように顔を照らすライトも手作りしたので活用していただければ」と呼び掛ける。

 そのほか、同館では玄関スペースにはサンタの衣装を着たフンボルトペンギンのモニュメントやクリスマスツリーを設置。館外のモミの木をイルミネーション飾り、日没前にライトアップしている。クリスマス特別企画として、12月23~25日の3日間限定で先着100人に飼育員手作りのオリジナルキーホルダーを進呈する。

 開館時間は9時~17時。入館料は、大人=1,400円、中高生=900円、小学生=600円、幼児(4歳以上)=300円。「タコノマクラツリー」の展示は12月25 日まで。

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