志摩スペイン村（志摩市磯部町、TEL 0599-57-3333）パルケエスパーニャが4月22日、開園25周年を迎えた。

【その他の画像】志摩スペイン村25周年

　開園前からコアなファンを中心に大勢の客がゲート前に詰め掛けた。9時30分の開園時間になると、同園のキャラクター「ドンキー」がタキシードで、「ダル」がピンクのドレスで迎え入れた。この日は、先着1000人に25周年をかたどったアニバーサリーキーホルダーを進呈した。

　同園は、国の総合保養地域整備法（リゾート法、1987年施行）の全国第1号の承認を受けた三重県の「三重サンベルトゾーン」構想の中核施設として1994年4月22日に開業。近畿日本鉄道（大阪市）などが約600億円をかけて作ったスペインの魅力を伝えるテーマパーク。スペインの街並みを再現し、スペイン人ダンサーによるフラメンコショーやアトラクションが人気を集めている。

　25周年記念企画「25th アニバーサリー」では、「カルメンホール」で毎日上演するフラメンコショー（予約制、1ドリンク付き大人＝500円）が新しくなり、3月23日に謎解き屋内迷路「メイズ25～黄金王からの挑戦状～」がオープンし、それぞれ人気を集めている。4月27日～5月5日の期間、夜の園内を演出するプロジェクションマッピングが新作「太陽、月、ラプソディア。」となり、花火やパレードとの総合演出「ムーンライトフィナーレ」（19時30分～、約35分間）がバージョンアップする。

　営業時間は9時30分～17時（4月27日～5月2日は21時まで、5月3日～5日は9時～21時）。通常のパスポート料金は、大人＝5,300円、中人（中学・高校生）＝4,300円、小人・シニア（60歳以上）＝3,500円。16時から入園できるムーンライトパスポートの料金は、大人＝3,200円、中人（中学・高校生）＝2,600円、小人・シニア（60歳以上）＝2,100円。