伊勢市出身の4輪レーサー三宅淳詞(あつし)選手(#5、HFDP/SRS/コチラレーシング)が5月3日、4日、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町、1周4.563キロ)で開催された「2019FIA-F4選手権」第3・4戦に臨んだが11位と10位に終わった。
「F4」は、世界自動車連盟(FIA)が世界最高峰「F1」につながる新たなエントリーフォーミュラカテゴリー。三宅選手は今シーズンからチーム「HONDAフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」に所属しデビュー。4月の第2戦岡山国際サーキット(岡山県美作市、1周3.703キロ)で初優勝を飾っている。
3日に行われた予選レースを三宅選手は、第3レースを9番手、第4レースを10番手と調子に乗ることができず本番レースに臨むことに。同日行われた決勝第3レース(15周)を26分58秒045のタイムで11位に、4日に行われた決勝第4レース(15周)を31分38秒156、10位でフィニッシュ。
一方、チームメイトの佐藤蓮(#7)選手は、第3レースを26分44秒836、第4レースを31分26秒892のタイムで連勝。太田格之進(#6)選手も第3レースを26分45秒202で2位、第4レースを31分35秒945で5位に。
三宅選手は「今回は練習からなかなか上手くまとまってない感じだった。4レース目もペースが悪くきつい展開でした。正直今の段階では何が原因か分からないが、次戦は鈴鹿なのでしっかり原因を見つけて頑張りたい」と話す。
三宅選手は、5月25日・26日に鈴鹿サーキット国際レーシングコース(鈴鹿市稲生町、1周5.807キロ)で開催される第5・6戦に出場する。
10月11~13日に開催される「2019 FIA F1世界選手権シリーズ 第17戦 日本グランプリレース」のサポートとして「FIA-F4ドリームカップレース(仮称)」の開催が決定している。