「第42回2018-2019 FIM世界耐久選手権最終戦『コカ・コーラ』鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)」決勝レースが7月28日11時30分、鈴鹿サーキット国際レーシングコース(1周5.821キロ)を舞台にスタートした。
決勝レーススターティンググリッド1番には3人(もしくは2人)のライダーの予選レース平均ラップが2分6秒619の「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」、2番が2分6秒633の「Kawasaki Racing Team Suzuka 8H」、3番が2分7秒106の「Red Bull Honda」とワークスチームが名を連ねる。ヤマハは5連覇を、カワサキは18年ぶりのワークス復活、ホンダは日本の2輪車メーカーとして初めて世界選手権「マン島T.T.レース」へ出場してから(1959年6月3日)今年で60周年となる記念すべき節目でワークス復活2年目。過去の優勝チームのバイクはホンダ=27回、ヤマハ=8回、スズキ=5回、カワサキ=1回。
伊勢市出身の国際ライダー稲垣誠さんが選手兼監督を務める「アケノスピード・ヤマハ」は、昨年18歳で鈴鹿8耐に初出場し今年6月のアジア大会で優勝した南本宗一郎選手が26日の午前の練習走行で転倒しひ臓損傷し出場を断念、予選レースを走ることなくリタイアとなった。
同チームメンバーで全日本ロードレース選手権を南本選手と共に走る沖縄出身の仲村優佑選手がゼッケン91番「TIO Verity」から、松阪市出身の小山葵(あおい)選手がゼッケン105番「moto CUBIC+Motorrad Toyota NR」からそれぞれ出場している。
決勝レースの終了は19時30分を予定。64チームがしのぎを削る。