「志摩スペイン村パルケエスパーニャ」(志摩市磯部町)が現在、クリスマスムードに包まれている。
エントランス正面の「エスパーニャ通り」には、大きな赤のリボンや色とりどりのオーナメントが飾られた高さ7メートルのクリスマスツリーが設置(12月25日まで)され、日没が近づくとパーク内の建物を装飾する約20万個のイルミネーションが輝く。
12月21日~来年1月5日の期間、新作のプロジェクションマッピング「太陽・月 ラプソディア」が17時30分から約6分間「シベレス広場」で、光と音のエンターテイメント「音と光のファンタジア イサベルの光」が日没後約8分間(1日1~3 回)「コロンブス広場」で、それぞれ上演される。
日本に初めてキリスト教を伝道したことで知られる宣教師フランシスコ・ザビエルの生家をモチーフにした「ハビエル城博物館」には、スペインのクリスマスには必ず飾られるというイエス降誕シーンを再現した「ベレン」が展示されている。同パーク広報担当の安井由香理さんは「箱庭的でとても美しいベレン人形の中には必ずと言っていいくらい『うんち人形』も配置され、豊穣(ほうじょう)を祈る気持ちが込められているという。ぜひ『うんち人形』を探していただければ」と説明する。
口の中に入れて菓子をこぼさないで「ポルボロン」と3回言えると願いがかなうといわれているスペインのクリスマスやお祝いごとに欠かせないスペインの伝統菓子「ポルボロン(Polvoron)」にはクリスマス限定バージョンが登場。クリスマス限定バージョンの「ポルボロン」は、「ストロベリー&チョコレート」(750円)。
そのほか、「レストラン アミーゴ」では鶏一羽を丸ごと使用したパーティーセット「クリスマスパーティーセット」(5,500円)、「レストラン アルハンブラ」では「伊勢エビパエリャセット」(3,570円)、「レストラン エル パティオ」では「クリスマスパンケーキ」(1,230円)などクリスマス限定メニューを提供する。
広報担当の松川優希さんは「スマホで気軽に撮影するだけでもインスタ映えするスポットがたくさんあるので、志摩スペイン村のクリスマスを楽しんでいただければ」と話す。
入園料金は、パスポート、大人=5,300円、中人(中学・高校生)=4,300円、小人(幼児・小学生)・シニア(60歳以上)=3,500円。14時以降から入園できるアフタヌーンパスポートは、大人=2,300円、シニア・中人・小人=1,700円。
営業時間は10時~17時(12月21日~来年1月5日は9時30分~18時)。