二見興玉神社(伊勢市二見町)の「夫婦(めおと)岩」の真上に9月2日17時15分ごろ、虹がかかった。
この日の伊勢志摩地方の天気は、午前中晴れ、午後から台風9号の影響で暖かく湿った空気が入り込み大気の状態が不安定となり晴れ時々雨となった。雨雲の流れは速く、雨と共に太陽の光が差す度に伊勢志摩の各地で七色に輝く虹が出現していた。
同神社上空では、太陽が西に傾きかけた17時ごろ、雨雲が上空を通過する度に断続的に雨が降り、太陽の光に照らされ、ちょうど夫婦岩の上空高くに虹がかかった。
同神社は毎年5月5日と9月5日、12月の3回、夫婦岩に5本の新しいしめ縄を掛け替える「大注連縄張(おおしめなわはり)神事」が行われる。
同神社は9月5日、10時から同神事を行う予定だが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため参拝者による大注連縄手送りや餅投げは中止している。台風10号による高潮や強風などの影響も心配されている。