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伊勢神宮内宮大鳥居と宇治橋を包み込む大きな虹 コロナ終息の瑞兆か

伊勢神宮内宮大鳥居と宇治橋を包み込む大きな虹 コロナ終息の瑞兆か

伊勢神宮内宮大鳥居と宇治橋を包み込む大きな虹 コロナ終息の瑞兆か

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 伊勢神宮内宮(ないくう)の宇治橋前大鳥居正面に6月12日17時57分ごろから18時30分ごろまでの約30分間、大きな虹が現れた。

【その他の画像】伊勢神宮内宮宇治橋前大鳥居に大きな虹

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 神域と俗界を分ける橋ともいわれる宇治橋。人々の幸せを祈り、戦争のない平和な社会が訪れるようにと希求するために、約20年間で延べ1億人以上の人がこの橋を渡る。

 気象庁は6月10日、中国、近畿、東海地方の梅雨入りを発表。この日も早朝から雨が降っていたものの、雨は降ったり止んだり時折太陽が顔を出すなど不安定な天気が続いていた。

 17時40分ごろ伊勢市内に、激しい雨が降った。やがて雨音が静かになると西の空にある雲の合間から太陽の光が伊勢神宮の森を照らし始めた。17時55分ごろ、薄っすらと虹が現れると、次第にその色が際立ち出し、七色の大きな光の橋になって、伊勢神宮内宮の大鳥居を包み込んだ。

 現在、伊勢神宮は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から参拝時間を6時から15時までと時間短縮している。そのため、虹がかかった時間帯にはほとんど人がいなかった。近くに居合わせた伊勢市在住の男性は「宇治橋前大鳥居に虹が架かるのは非常に珍しい。コロナ終息の瑞兆(ずいちょう)であれば」とほほ笑む。

 伊勢神宮の社殿などを新しくする式年遷宮を控える2013(平成25)年、くしくも同じ日の6月12日、伊勢在住のプロカメラマン・三橋仁明さんが伊勢神宮内宮宇治橋前の大鳥居の大きな虹の撮影に成功している。

 神宮では、皇室の安泰と国家の安寧(あんねい)、国民の平安を祈念し、新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息を日々祈り続けている。6月15日からは「三節祭」と呼ばれる伊勢神宮の最も重要な祭典の一つ「月次祭(つきなみさい)」が行われる。

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