伊勢市出身の三宅淳詞選手所属のチーム「Max Racing」が11月14日、岡山国際サーキット(岡山県美作市、1周3.703キロ)で行われた「スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook」の最終戦のST-3クラス決勝レースで2位となり、年間シリーズランキング2位となった。
排気量2001ccから3500ccの後輪駆動車で出走するST-3クラスには7チームが参戦。同チームは三宅選手と田中哲也監督兼選手の2人がニッサンZ34でレースに挑んだ。
3時間耐久レースとなった第6戦で同チームは、3番手からスタート。スタートドライバーを務めた三宅選手は2周目で、ポールポジションだった「TRACY SPORTS with デルタ エアバスター」をオーバーテークし2位に順位を上げた。三宅選手は、トップを走る「埼玉トヨペット Green Brave」に迫るが順位そのままで36周目に田中選手と交代。タイヤ交換も行った。トップチームは42周目で吉田広樹選手から川合孝汰選手に交代するがタイヤ交換はしなかった。田中選手は37周を走り、最終スティントを三宅選手に交代。トップチームは64周目から服部尚貴選手に交代しタイヤを交換しなかった戦略が功を奏し、順位は入れ替わらず同チームが2位のまま105周を3時間1分36秒965のタイムでフィニッシュした。
同チームは同クラスで、第1戦(もてぎ5時間)1位、第2戦(SUGO3時間)4位、第3戦(富士24時間)4位、第4戦(オートポリス5時間)3位、第5戦(鈴鹿5時間)3位で、第6戦(岡山3時間)2位。獲得したポイントは合わせて104.00ポイント。今シリーズの同チームは、119.50ポイント獲得の「TRACY SPORTS with デルタ エアバスター」に次ぐ2位に入った。。
三宅選手は「今回はレースペースもよく、ピット作業もノーミスで、最終戦を2位で終われ、ランキングも2位となった。今年度は優勝することもできたし、昨年よりはいいレースができた。チャンピオンは取れなかったが、来年につながるいいシリーズとなった」と同レースと今シーズンを総括した。