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伊勢・二見夫婦岩から「満月なのに三日月」 雲の中から現れた一瞬をとらえる

伊勢・二見夫婦岩から「満月なのに三日月」 雲の中から現れた一瞬をとらえる(撮影=加藤直人)

伊勢・二見夫婦岩から「満月なのに三日月」 雲の中から現れた一瞬をとらえる(撮影=加藤直人)

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 二見興玉神社(伊勢市二見町)の海岸にある「夫婦岩(めおといわ)」の大しめ縄の間から11月19日、「満月なのに三日月」の形をした部分月食の月が現れた。

【その他の画像】2012年5月撮影の伊勢神宮「月夜見宮」からの金環日食

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 夫婦岩の間からの「ほぼ皆既」の月を撮影しようと、夫婦岩前の境内には多くのカメラマンが三脚を立てて空を見上げていた。

 1本の長さが約35メートル、直径約10センチ、重さ約40キロの稲わらを編んで作る大しめ縄5本で男岩と女岩を結ぶ夫婦岩。春から夏には朝日が、秋から冬の満月が、この大しめ縄の間から上がる。空気が澄んだ気象条件のいい日には、約200キロ離れたその直線上に霊峰富士も姿を出す。

 この日、部分月食の月の撮影に成功したのは、伊勢神宮の祭典や伊勢志摩の風景などを撮影するプロカメラマンの加藤直人さん。加藤さんは「14時くらいから夫婦岩の前で月が出るのを期待して待っていた。空に雲が多くなってきたので、ダメかと思う気持ちを抑えて、必ず出ると思って待ち構えていた。そんな思いが通じたのか、17時ごろほんの一瞬雲の中から月の光が挿したのを逃さなかった。『満月なのに三日月』だと不思議な感覚になった。伊勢からの月の光が、世界中の人の心を照らすように祈りながら撮影した」と話す。

 18時ごろ、食の最大となる「ほぼ皆既」に近い月食が現れる予定。「いい瞬間が撮れるように祈るだけ」と加藤さん。カメラマン以外にもマスク姿の多くの人がその一瞬を見ようと境内に集まっている。

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