伊勢志摩経済新聞2021年間PV(ページビュー)ランキング1位は、「多気郡多気町に大型商業リゾート施設「VISON」開業」記事だった。
ランキングは今年1月1日から12月17日までに伊勢志摩経済新聞が配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 多気郡多気町に大型商業リゾート施設「VISON」開業(4/28)
2. 三重・多気町・VISON(ヴィソン)第2期オープン(6/5)
3. 志摩マリンランド営業休止へ(1/29)
4. 「富士山が宙に浮く」と伊勢志摩に冬がやってくる(12/4)
5. 志摩市のラーメン店 コロナ禍に開業も15カ月で閉店に(7/5)
6. 「志摩マリンランド」営業51年で幕(3/31)
7. 志摩マリンランド閉館まであと7日感謝の言葉、壁一面に(3/25)
8. 伊勢志摩に鉄道ファン集まる 近鉄特急車両「ひのとり」(7/24)
9. 志摩市の真珠養殖業者がパールのマスクチャーム(1/10)
10. 「伊勢志摩エバーグレイズ」のノウハウ、琵琶湖にも(4/22)
多気郡多気町約119ヘクタールの敷地面積(開発面積=54ヘクタール)に、宿泊施設や温浴施設、飲食店、製造販売店、物販店、産直市場、農園など約68店を集めた大型商業リゾート施設開業した大型商業リゾート施設「VISON」の情報が1位、2位を飾った。伊勢自動車道の上り線出口に全国初の民間施設直結スマートインターチェンジを作り、伊勢神宮内宮から車で20分の立地。コロナ禍での開業で、緊急事態宣言下では集客に苦戦していたが、現在少しずつ来場者が増加しているという。
3位、6位、7位の「志摩マリンランド」閉館のニュースは、多くの人が悲しんだ。伊勢市の「伊勢シーパラダイス」、鳥羽市の「鳥羽水族館」、志摩市の「志摩マリンランド」の3館は、それぞれ個性的でありながらも3館とも人気施設で、車で1時間圏内に3館が独立営業する珍しい地域でもあった。1970(昭和45)年3月18日開業し、上皇、上皇后両陛下も3回来館され、51年間で約1270万人が来館した。
4位の「『富士山が宙に浮く』と伊勢志摩に冬がやってくる」は、伊勢志摩の冬の風物詩となっている。水平線の上に浮いたように見える富士山は、全国の中でも鳥羽市と志摩市の海岸からしか観測することができない。
5位のラーメン店「薬膳らーめん好月」閉店ニュースは配信後、「知らなかった」「もっと早く知っていれば」と残念がる人の声が店主の元に届いた。閉店までの営業日には毎日店前に行列ができ、早々とスープが無くなった。
9位は、コロナ禍でマスク姿でもおしゃれをしたいというニーズを掘り起こした。10位は、「グランピング」の言葉を日本に普及させた最初の施設という「伊勢志摩エバーグレイズ」の姉妹施設「エバーグレイズ琵琶湖」開業。滋賀県琵琶湖畔の近江舞子内湖に隣接した敷地で、近江舞子駅近くという好立地のため、今後、都市部から手ぶらでグランピングを気軽に楽しむ来客が待たれる。