ホルモン焼き肉店「内田ホルモン」(志摩市阿児町、TEL 0599-77-5222)が昨年10月29日、店舗を移転しリニューアルオープンした。
【その他の画像】「内田ホルモン」の人気メニュー「小腸(タレ)」
大阪鶴橋で人気の焼き肉店「小川亭とらちゃん」(大阪市天王寺区)で修業し、大阪かいわいのホルモン焼き肉店などを食べ歩いて研究し、2019(平成31)年1月29日に同店をオープンしたオーナーの内田喜夫さん。旧店舗は「予約が取れないホルモン屋」として人気になっていた。新店舗は、旧店舗に近い同じ鵜方地域内で国道260号線沿い、近鉄鵜方駅から約1.3キロの場所。駐車スペースは店舗前に約5台分を用意する。席数は37席。
内田さんは「『小川亭とらちゃん』では仕事に対しての向き合い方(心構え)をマスターから学んだのが一番大きかった。技術的には週1で牛1頭分の内蔵を仕分けし、ホルモンや肉の切り方などを学んだ。開業を決断し、自分の店で使うタレ作りには何度も原材料の配分を変え、最終的に開店前の準備期間中に、1回40リットルのタレを仕込むのに試行錯誤を重ね、20回以上800リットル以上を作り直し、納得のいくものを完成させた」と明かす。
一番人気メニューは、ホルモン「小腸」(660円)。内田さんは「ホルモンをどれだけでも食べてもらえるよう、当店のタレはカツオだしベースであっさりとしているのが特長。『小腸』は1人前が100グラム以上あり、他店と比べても2人前近くあるので、初めてのお客さまの注文には量が多いことを必ず伝えるようにしている」と話す。
そのほかのメニューは、「シマ腸(大腸)」(660円)、「レバー(肝臓)」(550円)、「ツラミ(ほほ肉)」(770円)、「フワ(肺)」(660円)、「カルビ」(880円)、「ハラミ」(2,200円)、「ミスジ」(1,760円)、「上タン塩」(1,210円)、「5種類のナムル」(600円)、「キムチ盛り合わせ」(550円)、「テールスープ」(1,000円)など。ドリンクメニューは、「生ビール(中ジョッキ)」(550円)、「サワー・チューハイ」(440円)、「ソフトドリンク」(280円)など。毎月29日はビール・サワー類を半額にする。
内田さんは「旧店舗では店内が狭く、駐車場がなかったためご迷惑を掛けていた。コロナ禍で売り上げが激減し大変だったが心機一転、多くの人に喜んでもらえるように広い店内で駐車場のある店舗を探すことができた。来店の際には、電話で確認いただき予約していただければ」と呼び掛ける。
営業時間は17時~22時。火曜定休。