伊勢志摩発祥のたい焼きチェーン「わらしべ」本店(玉城町、TEL 0596-58-3166)が3月22日、桜の咲く季節限定で「桜鯛と黒鯛の爆釣セット」の販売を始めた。
わらしべは2009(平成21)年12月に第1号店を玉城町に出店し現在、本店・直営店1店とフランチャイズ23店を展開する。
本店は伊勢自動車道玉城インターチェンジからすぐ、県道169号線通称サニーロード沿いにあり、南伊勢町や志摩市の釣り場に向かう釣り客が多く通る。サクラの咲く季節のマダイが産卵期で肌が桜色に染まることから桜鯛(さくらだい)と呼ばれて釣り客のターゲットとなっていること、南伊勢町の釣り場がクロダイ狙いのアングラーが多いことから、釣りの帰りに家族への土産に買ってもらおうと企画した。
サクラの咲く季節限定で販売する「桜あんたいやき」(1個200円)と、小麦粉に竹炭を混ぜつぶあんの代わりにチョコレートを入れた「黒鯛」(同220円)の2種類を3枚ずつ、計6枚のセットにした。購入者は、志摩市出身のプロアングラー・中村豪さんのオリジナルジグ「ウォブリン」や魚を干物にする時に使う干物しょうゆなどが当たる抽選ができる。
中村さんは「ウォブリンは魚の特性に合わせて考えたジグで、開発当初はマダイとタチウオにヒットすると想定しながら作ったが、よく釣れる。何でも釣れるので店頭から一時消えたこともあるほど人気になった商品。しかも今回提供するジグは初期版で限定販売のもの。オリジナルの『ドカット用ステンレスプレート』と『ピンクのウォブリンのおっちゃんステッカー』もサービスで付ける。このジグで爆釣間違いなし」とほほ笑む。
福田圭社長は「昨年10月にハロウィーン限定で黒鯛を販売したところ多くの人に食べてもらいレギュラーメニューに加えた。中村さんのジグで爆釣してもらえれば」と話す。
価格は1,200円。本店の営業時間は10時~17時30分。