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「鈴鹿8耐」開幕 伊勢の「アケノスピード・ヤマハ」参戦、SSTクラス優勝目指す

「鈴鹿8耐」開幕 伊勢の「アケノスピード・ヤマハ」参戦、SSTクラス優勝目指す(撮影=加藤直人)

「鈴鹿8耐」開幕 伊勢の「アケノスピード・ヤマハ」参戦、SSTクラス優勝目指す(撮影=加藤直人)

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 「2022FIM世界耐久選手権第3戦『コカ・コーラ』鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会(鈴鹿8耐)」が8月5日~7日、鈴鹿サーキット国際レーシングコース(1周5.821キロ)で始まった。

【その他の画像】「アケノスピード・ヤマハ」のイエローマシン

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 日本初の本格的なサーキットを目指してホンダの創業者・本田宗一郎さんが完成させ、今年開場60周年になる同サーキットで、毎年夏に開催される国内最大のオートバイレース「鈴鹿8耐」。今大会は3年振り、43回目となる。本田さんの命日の8月5日は公式予選レースやフリー走行が行われた。

 広域伊勢志摩圏内からは、伊勢市出身の国際ライダー・稲垣誠さんがオーナー兼監督を務める2輪チーム「アケノスピード・ヤマハ」が、SST(改造条件が狭く、ほぼノーマルエンジンのマシン)クラスに参戦する。メンバーは、全日本ロードレース選手権ST600クラスに参戦中の23歳・伊達悠太選手(広島県出身)と18歳・阿部真生騎選手(東京都出身)、22歳・菅原陸選手(埼玉県出身)の3人。

 同チームから全日本ロードレース選手権ST1000クラスに参戦中の南本宗一郎選手と同ST600クラス参戦中の井手翔太選手は、アジア選手権ASB1000で活躍中の伊藤勇樹選手と共にチーム「NCXX RACING with RIDERS CLUB」から出場、「アケノスピード・ヤマハ」とはライバルチームとなるが、共にSSTクラスの優勝を目指す。

 予選レースで「アケノスピード・ヤマハ」は、伊達選手が2分09秒351、阿部選手が2分11秒839、菅原選手は雨天走行ながら2分18秒916をマーク、SSTクラス4位(総合24位)につけた。

 稲垣監督は「コロナで大変だったが、なんとか鈴鹿8耐に出場することができた。アケノスピードとして独立チームを立ち上げて挑戦した2015年(平成27年)大会で、70チーム中22位、SSTクラスではあと一歩のところで惜しくも準優勝だった。その悔しさをバネに、今年こそSSTクラス優勝を目指す。3選手とも鈴鹿8耐は初参戦だが、3人ともいい仕上がりになっている。応援よろしくお願いします」と話す。

 SSTクラスの1位(総合11位)は「NCXX RACING with RIDERS CLUB」、2位(総合14位)は「Kawasaki Plaza Racing Team」、3位(総合17位)は前回大会優勝チームの「TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW」。EWC総合1位「Team HRC」、2位「YART - Yamaha Official Team EWC」、3位「Kawasaki Plaza Racing Team」。参加台数45台(EWC=32台、SST=13台)。

 決勝レースは8月7日、11時30分スタート、19時30分終了予定。

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