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伊勢出身の三宅淳詞選手、鈴鹿S耐最終戦 新型Z開発でクラス2位に

伊勢出身の三宅淳詞選手、鈴鹿S耐最終戦 新型Z開発でクラス2位に(撮影=加藤直人)

伊勢出身の三宅淳詞選手、鈴鹿S耐最終戦 新型Z開発でクラス2位に(撮影=加藤直人)

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 伊勢市出身の三宅淳詞選手が所属するチーム「Max Racing」が参戦するスーパー耐久レース(S耐)の最終戦「第7戦SUZUKA 5時間耐久レース」が11月27日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市、1周5.807キロ)で行われ、ST-Qクラス2位で完走した。

【その他の画像】三宅淳詞選手が乗る日産新型Z

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 田中徹選手、三宅選手、田中哲也監督兼選手の3人がハンドルを握る同チームは、ニッサンの新型フェアレディZをベースとしたレースカー「Nissan Z Racing Concept」の開発テストを兼ねたレースを展開。主にマシンの開発に注力する「他のクラスに該当しない、スーパー耐久機構事務局が認めた車両」ST-Qクラスから参戦した。

 26日の予選レースで57台中17番手・ST-Qクラス2番手に着けた同チームだが、27日の決勝レースは、エンジン交換によりグループ1の最後尾28番からのスタートとなった。

 最初に走った三宅選手は、28番手から次々と他のチームをオーバーテイクし12番手まで順位を上げ、2人の田中選手につないだ。その後同チームは22番まで順位を落としたものの、少しずつ挽回し19番手まで戻し、最終ドライバーの三宅選手にバトンタッチ。懸命な三宅選手の好走の結果、5時間を113周し56台中15位、ST-Qクラス2位でフィニッシュした。

 田中監督は「今回のS耐で三宅選手はいい走りを見せてくれた。新型Zの開発に関わるミッションも十分果たした」と話す。

 日産モータースポーツ&カスタマイズ・ニスモ事業所(横浜市)の常務執行役員の石川裕造さんは「新型Zを『GT4』(GT3に次ぐレースカテゴリー、S耐ではST-Zクラス)仕様の車両として来年、日本とアメリカで2台ずつ計4台を世に出そうと計画している。三宅選手はさまざまなカテゴリーや違うメーカーの車両に乗ってレースをしていることもあり、車両の不具合やセッティングなどをメカニックに的確に伝えてくれた。おかげでレースができる車に仕上がると思う」と説明する。

 三宅選手は「新型車両の開発に関わることができて光栄だった。今回の走行も順調で田中監督にも褒めてもらった。来シーズンはまだどうなるかわからないが、いつでも期待に応えられるように準備をしておきたい」と話す。

 昨年新設されたST-Qクラスの今シーズンは、ニッサンの同チームのほか、トヨタの「ORC ROOKIE RACING」は、水素エンジンで走る「GR Corolla H2 concept」とカーボンニュートラル燃料を使う「GR86 CNF Concept」、スバルの「Team SDA Engineering」もカーボンニュートラル燃料で走る「BRZ CNF Concept」を、マツダの「MAZDA SPIRIT RACING」はバイオディーゼル燃料で走る「MAZDA2 Bio concept」など、自動車メーカーがそれぞれマシン開発に力を注ぎ、注目を集めた。

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