6月に志摩市内で開かれるG7三重・伊勢志摩交通大臣会合を前に3月13日、G7各国大使館向け現地説明会が市内で開催された。
12日の夜には、G7三重・伊勢志摩交通大臣会合推進協議会による歓迎レセプションが会場候補地になっている志摩観光ホテル(志摩市阿児町)で行われた。2016(平成28)年に同ホテルで開かれたG7伊勢志摩サミットでも料理を担当した総料理長の樋口宏江さんがこの日に合わせてディナーメニューを提供した。
フランス、米国、英国、ドイツ、イタリア、カナダのG7参加各国の大使館や領事館の職員とEUの担当者ら11人が参加。国土交通省国際交通特別交渉官の三宅正寿さんと三重県雇用経済部G7交通大臣会合推進プロジェクト総括監の福島賴子さんらが案内した。一行は、13日午前中はホテル内を見学、午後からは橋爪政吉志摩市長を表敬訪問。志摩市の全小中学校の児童生徒が制作した「G7国旗の千羽鶴」の展示物も見て回った。
同協議会会長代理の橋爪市長は「志摩市では昨年10月から受け入れ環境を整えるため、オール志摩でさまざまな取り組みを進めている。開催地の自治体として、6月までにしっかりと環境を整え、会合に参加される皆さまをおもてなしの気持ちを持って迎えたい」と話す。