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鳥羽水族館・水中入社式 今年で16回目、「水中入社組」は44人に

鳥羽水族館・水中入社式 今年で16回目、「水中入社組」は44人に

鳥羽水族館・水中入社式 今年で16回目、「水中入社組」は44人に

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 鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-25-2555)の入社式が3月31日、エントランスホール正面にある同館で最も大きい水槽の中で行われた。

【その他の画像】鳥羽水族館の恒例の水中入社式の様子

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 「せっかく飼育研究部に配属されるのなら記念になる入社式を」と先輩職員の提案から始まった水中入社式。

 入社式の会場は、水量約800トン、奥行き15メートル、幅16メートル、深さ5.5メートルで、アオウミガメやナポレオンフィッシュなど約50種3000匹の魚たちが泳ぐ「コーラルリーフダイビング水槽」の中。

 今年度、男性1人、女性5人の計6人が入社する同館。水中入社式には、飼育研究部に配属される富山市出身の堀雅来さん、練馬区出身の由井沙帆子さん、静岡市出身の佐藤綾香さんの3人が参加する。

 3人は、背中に初心者マーク付きの空気ボンベ、水中眼鏡をかぶり、リクルートスーツを着て潜ると、先輩ダイバーや魚たちから祝福を受けた。奥出協(かなう)館長が辞令書を読み上げ、水中の飼育研究部長の三谷伸也さんから新入社員代表の堀さんに辞令書が手渡された。続いて飼育係の先輩からガラス磨き用のスポンジがプレゼントされ、水槽磨きの手ほどきを受けた。

 水中の由井さんは水中マイクを通して「一日も早く一人前の飼育係として生き物とお客さまの架け橋となれるように頑張ります」とあいさつした。

 水中入社式は、2006(平成18)年から行われ、2007(平成19)年、2021年を除く、16回開催する恒例行事。今年の新入社員を入れると「水中入社組」は44人になった。

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