6月に志摩市で行われる「G7三重・伊勢志摩交通大臣会合」を前に、子どもたちに交通について関心を持ってもらおうと企画したイベント「考えてみよう交通の未来」が5月27日、阿児アリーナ(志摩市阿児町)で開かれた。
【その他の画像】子どもたちを対象としたG7三重・伊勢志摩交通大臣会合直前イベント
国土交通省や近畿日本鉄道の職員による出前講座の開催や、近鉄の人気列車「ひのとり」を模した「ミニひのとり」の乗車体験、線路25段、高さ2メートルの「G7」と表記したタワーの中にトイレールの列車が何車両も走るコーナーが子どもたちに人気だった。G7各国にちなんだ賞品が当たる「G7クイズラリー」にも多くの子どもたちが参加した。野外では三重県内に松阪市と津市に1台ずつと伊勢市に2台しかない近鉄特急「ひのとり」と同じカラーリングの「ひのとりタクシー」やポケモンキャラクター・ミジュマルのバスなどの展示もあった。
G7三重・伊勢志摩交通大臣会合推進協議会の会長の一見勝之三重県知事は「このイベントを通して、国際会議、交通について考えてもらうきっかけになれば。G7三重・伊勢志摩交通大臣会合の成功を機に、三重の魅力を世界に発信する機会になれば」とあいさつした。