志摩スペイン村に新施設「ピエロ・ザ・サーカス」-3世代家族対応強化へ

志摩スペイン村パルケエスパーニャ登場した全天候型新アトラクション「ピエロ・ザ・サーカス」。

志摩スペイン村パルケエスパーニャ登場した全天候型新アトラクション「ピエロ・ザ・サーカス」。

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 志摩スペイン村パルケエスパーニャ(志摩市磯部町坂崎、TEL 0599-57-3333)に3月1日、新施設「ピエロ・ザ・サーカス」が登場、そのほかキャラクターショーやフラメンコショーも同時に一新した。

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 「ピエロ・ザ・サーカス」は総工費約8億円をかけ建設。「サーカス」をテーマにした屋内型アミューズメントゾーンで、イルミネーション輝くヨーロッパの幻想的で楽しいサーカスをイメージし空間を演出する。同館は、「幼児から年配者まで『3世代ファミリー』が楽しめるアトラクションを目指した」(同園担当者)という。雨の日でも濡れることなく入館できる配慮も施した。

 施設内には、空中ブランコ型ライドに乗り、空のサーカスタウンを冒険するシューティングライド「空中サーカス・アドベンチャー」、消防士気分で消火を行うシューティングライド「ファイヤー・シュート」、ライドがアップダウンするホッピングタワー型ライド「アニマル・ジャンピング」のほか、「カーニバル・ハウス」「サーカス・ハウス」「サーカス・ステージ」のゾーンがあり、キャラクターの登場や大道芸人によるパフォーマンスのサプライズ演出もある。

 運営を手がける近鉄レジャーサービスの丸山社長は「スペイン村の初年度(1994年)入場者数は375万人。若者・団体・家族の層がそれぞれ同比率だったが、10年後(2004年)には入場者数は180万人に減少し、ファミリー層の入場者数は横ばいながら、若者・団体層がその分減少した」と分析する。「ターゲットを3世代が遊べるファミリー層に絞り『刺激から癒し』に変更、今回の『ピエロ・ザ・サーカス』でも『子どもの笑顔を見て喜ぶ親・祖父母』をイメージして作り上げた。昨年度は158万人の入場者数だったので今期は170万人を目指したい」と、新施設の登場に期待を寄せる。

 一方、「今まで『点』や『線』であった伊勢志摩エリアの関連施設を、『伊勢志摩近鉄リゾート』=『面』としてとらえ、お客様の利便性の向上をさらに高めていきたい」(同)と、伊勢志摩を訪れるグループに対して、電車やホテルの手配からゴルフ場の予約など総合的なサービスを提供する総合受付窓口=「伊勢志摩近鉄リゾート事務局」(TEL 0599-57-3570)を新設する。そのほか、今回から近鉄特急電車の往復券などがセットになった伊勢志摩のパスポート「まわりゃんせ」(大人=9,500円)にスペイン村内で使用可能な「食事券1,000円」の特典も追加するなどで、「伊勢志摩エリア全体の集客向上を図る」(同)と意欲をみせる。

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