中村欣一郎鳥羽市長が6月25日、鳥羽市内の各所に月2回現れる「フランス国旗」を見つけた。
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中村市長は、自身のSNSに「地元で見つけたフランス(国旗マーク)」とつぶやき、ごみ収集所にぶら下がるフランス国旗と色の並びが同じ青、白、赤の網状のごみネットを撮影した画像を添付した。中村市長が撮影したのは安楽島地区のごみ収集所。同地区の資源ごみの収集日に当たる月曜の前日に現れる「フランス国旗」は住民にとって見慣れた風景だった。
ごみネットの色はそれぞれ、青色がその他のプラスチックごみ、白色が白色発砲スチロール・白色トレイ、赤色が雑紙(紙類)。ごみを分別して出しやすいようにしている。鳥羽市役所環境課によると、「地域ごとに資源ごみの収集日は変わるが隔週になるので、月に2、3回、収集日の前日にごみネットを準備している」という。
有人離島4島を持つ同市は、ごみを島外へ運搬するのに船を利用。効率を考えそれぞれの島でごみ収集ルールは異なる。離島の資源ごみの収集では屋根の付いたごみステーションに住民が持ち込んでいる。
中村市長は「今秋、伊勢・志摩両市の市長と共に伊勢志摩の観光PRのためフランスを訪問する予定。そのときに、資源ごみの日の『フランス国旗』がコミュニケーションのネタになれば」とほほ笑む。