昨年の日米両ツアーを兼ねた女子ゴルフトーナメント「ミズノクラシック伊勢志摩」最終日決勝ラウンド、上田桃子選手の7番ホールセカンドショットで見せたアルバトロス達成を記念して、近鉄賢島カンツリークラブ(志摩市阿児町鵜方)の同ホールに「桃子」にちなみ「桃」の木が植樹された。
昨年11月4日、同トーナメント最終日決勝ラウンドは、21歳の上田選手が通算13アンダー203で優勝し、世界に「MOMOKO UEDA」の名が響き渡る初日となった。しかも、日本ツアー史上8人目、米ツアー史上26人目(28回目)のアルバトロス(ダブルイーグル)の快挙を達成するオマケつきで、翌日のテレビ・新聞で「上田桃子」の名前が踊り踊った記憶はまだ新しい。
上田選手のアルバトロス達成は、7番ホール(485ヤード・パー5)。1打目は250ヤードの地点で止まった。残り235ヤード、3番ウッドで打った2打目がグリーン手前でバウンドし、そのままカップイン。現在、同ホールには2打目の地点に「上田桃子アルバトロス達成」と書かれたピンクのプレートが設置されている。
桃の木は、その上田選手のセカンドショット周辺に3本と、グリーン周辺に5本の計8本を植樹。桃の木は「桃子」にちなんだもので、志摩市内に植えられ花が咲くのを待っていた桃の木を、同トーナメント支援の一環で志摩市が寄贈したもの。
残念ながら、桃の節句の今日3月3日に桃の花は咲かなかったが、上田選手のアメリカでの活躍ぶりを見守るようにつぼみが膨らんでいた。
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