伊勢市出身のプロマラソン選手・松岡直希さんが現在、陸上競技場「三重交通Gスポーツの杜伊勢」(伊勢市宇治館町)で12月30日に開催される「いせランフェスタ」への参加を呼びかけている。
【その他の画像】野口みずきさん結婚 地元伊勢市の猿田彦神社で挙式
同イベントは、2004(平成16)年アテネオリンピック・女子マラソン金メダリストで同市出身の野口みずきさんをゲストに迎えて昨年5月に第1回を開催。これまで計5回開き、延べ約1900人が参加。今回は、「THE LAST RUN 2023 最高峰の走り納めは伊勢志摩で」をキャッチフレーズに、「伊勢神宮のお膝元で走り納めしよう」と昨年に次いで2回目の開催となる。
実行委員長も務める松岡さんは宇治山田商業高校(伊勢市黒瀬町)陸上部出身。野口さんが3年生の時に新入生として入部した先輩・後輩の間柄。第1回大会ではほぼ1人でイベントを切り盛りする松岡さんを、見るに見かねた野口さんがスタッフ以上に動き回り、自主的にマイクを持ち、MCも務めるなどしてイベントを盛り上げた。
カテゴリーは、30キロ(高校生以上、参加費5,000円)、ハーフマラソン(同、同4,500円)、10キロ(中学生以上、同3,500円)、2キロファンラン(小学生以上、同2,500円)、1.6キロ(小学生対象、同2,000円)、0.8キロと1.6キロのファミリーペアランコース(同3,500円)、400メートルキッズラン(未就学児、同2,000円)を用意。箱根駅伝で活躍した皇学館大学(伊勢市神田久志本町)駅伝競走部の寺田夏生監督をゲストに招くほか、自動計測システムを導入し、ハーフマラソンにはペースメーカーも付く。
参加賞として、伊勢の銘菓「へんば餅」「勾玉餅」「絲印煎餅(いといんせんべい)」「利休饅頭」「神宮白石クッキー」のいずれか1個と、「伊勢船江温泉みたすの湯」(伊勢市船江)の入浴券などを進呈する。
松岡さんは「年末にマラソン大会を開催する地域は全国的にあまりないので、伊勢志摩観光も含めて、今年最後の楽しい思い出を伊勢で作ってほしい。子どもたちには野口先輩のように、この大会を通して全国・世界に羽ばたいていける成長の場になってほしい。マラソンで地域を活性化したい。挑戦者、参加者を求む」と呼びかける。
開催時間は8時~12時。参加申し込み締め切りは12月18日。