伊勢神宮参拝をゴールとしたバイカーのためのツーリングイベント「おかげ参りツーリングラリー」が6月22日、始まった。
【その他の画像】「おかげ参りツーリングラリー」伊勢志摩スカイラインで
同イベントは事前エントリーしたバイカーが、ゴールとなる伊勢神宮参拝を目指す過程で、指定のラリースポット4カ所以上で撮影した写真や動画をネット上に開設した「おかげ参りツーリングラリー公式 旅ログ」に投稿するもの。期間中なら全国どこからでもスタートして参加することができる。
参加希望者は、ホームページから「伊勢志摩スカイライン通行券付き」(3,800円~)、「伊勢志摩スカイライン通行券なし」(3,200円~)のどちらかにエントリー。その後、ゼッケンステッカー、参加記念品引換券(オリジナル御朱印帳)、スカイライン通行券(通行券付き申込者のみ)、協賛店に提示するとさまざまな特典を受けられる木札が届き、参加者はそれらを携帯し自分の好きなタイミングで参加する。旅ログ人気投票も同時開催し、「いいね」の得票数上位者に副賞を贈る。
実行委員会では、「イベントの開催を通して、2輪車の健全で安全な趣味性、社会性の認知、日本伝統文化の継承、伊勢志摩・鳥羽・伊勢神宮への観光客増員、域内経済効果増大を目指す」という。レンタルバイクでの観光ツーリングの楽しみ方についても提案する。
元全日本2輪TT-F1チャンピオンでMoto GPテレビ解説者、2輪専門誌「クラブマン」編集アドバイザーを務め、同イベントプロデューサーの辻本聡さんは「日々の交通安全への感謝と祈願、礼節あるグッドライダーとしての誓いを伊勢神宮に宣言しよう。風情あふれる伊勢志摩の自然や文化に触れながら、日常から離れた旅を楽しんでほしい」と呼びかける。
クラブマン発行人で伊勢市出身の森川洋さんは「6月22日、7月22日、8月18日、9月15日の計4回、伊勢志摩スカイライン(伊勢市朝熊町)展望台駐車場で『スペシャル撮影デイ』を行う。11月9日の最終日にはフィナーレイベントも計画中。タイムやスピードを競う競技ではなく、上質で紳士的なバイクの楽しみ方の一つとして理解いただき、参加してもらえれば。2033年の次の式年遷宮まで毎年継続して開催していきたい」と意気込む。