赤福(伊勢市宇治中之切町)が経営する「五十鈴茶屋」五十鈴川店(宇治浦田)が現在、フラッペ「桃ふらっ茶」を期間限定で販売している。
同社の中で唯一、洋菓子を製造・販売する同店。店頭には毎日シュークリームやコルネ、ロールケーキなどの洋菓子を並べるほか、オリジナルの和菓子を販売。米を使った洋菓子の新ブランド「饌(せん、SEN)」や洋菓子の土産品として開発した「おかげ犬サブレ」などを手がける。
同店の一角にテイクアウト専用のドリンクカウンターを新設し、北海道産の小豆を使ったフラッペに和三盆のホイップクリームと粒あん、「おかげ犬サブレ」を1枚載せた「あずきふらっ茶」や「抹茶ふらっ茶」「きなこふらっ茶」(以上650円)など3種類の「ふらっ茶」を今年のゴールデンウイークから販売。「桃ふらっ茶」(850円)は、長野産白桃のフローズンにフレッシュのモモをトッピング。8月31日までの夏季限定商品となる。
同社五十鈴茶屋事業部販売企画課の荒木洋之さんは「店内に洋菓子の製造部門を持っているため、自由に商品開発ができる。店の庭でくつろいでほしいという思いからドリンクカウンターを新設した。『ふらっ茶』の『茶』は五十鈴茶屋の『茶』から取った。赤福同様、五十鈴茶屋にも気軽に足を運んでもらえれば」と呼びかける。
荒木さんは「夏季限定の『桃ふらっ茶』は甘さを控え、真夏の炎天下でも爽やかな口溶けに仕上げた。今後は限定商品にも力を入れていきたい。冬メニューも企画中なので楽しみにしていただければ」とも。
営業時間は10時~16時。