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伊勢神宮内宮前にジェラート専門店 求肥で包む「ジェラ餅」も

伊勢神宮内宮前にジェラート専門店 求肥で包む「ジェラ餅」も

伊勢神宮内宮前にジェラート専門店 求肥で包む「ジェラ餅」も

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 伊勢神宮内宮(ないくう)の門前町として栄える「おはらい町」に7月20日、ジェラート工場直売所カフェ「イモンネ内宮前店」(伊勢市宇治今在家町、TEL 0596-67-6128)がオープンした。

【その他の画像】伊勢神宮内宮前に7月20日オープンしたジェラート工場直売所カフェ「イモンネ内宮前店」

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 同店は、志摩の郷土食・煮切り干し芋の「きんこ」を製造・販売する「きんこ芋工房 上田商店」(志摩市阿児町)の姉弟店。芋菓子とジェラートをメインに販売する。昨年9月に分社化し「イモンネ」を法人化、社長にはパティシエでもある橘麻衣さんが就いた。「イモンネ」は「芋」と出身地・安乗(あのり)の方言で女性やお姉さんにつける愛称「んね」を合わせた造語で「おいしい芋スイーツを作る女性」という意味を込めたという。

 店舗は、おはらい町通り「二光堂」の脇道を入ったところに新店舗を構え、1階にイタリア・カルピジャーニ社のジェラート製造マシンを置く製造工場と販売スペース、2階に25席のイートインペースを設けた。経済産業省の事業再構築補助金の採択を受けた。

 ジェラートは、上田商店で製造する「干し芋」「濃干し芋」「干し芋プレミアム」に「伊勢茶」「ほうじ茶」「北海道ミルク」「ベルギーチョコ」「マイヤーレモン」「イチゴ」「白桃」「ブドウ」「メロン」の12種類で、ジェラートを求肥(ぎゅうひ)で包む「ジェラ餅」(540円~)、「カップ」(450円~)、「コーン」(500円~)、ドリンクの上にジェラートを乗せる「フロート」(840円~)から選択し好みのフレーバーを選んでオーダーする。トッピングには「ミニ干し芋サブレ」(100円)、「干し芋サブレ」(220円)、「ぎんこ芋」(100円)、「チョコがけぎんこ芋」(150円)、「きんとき芋チップス」(80円)を用意した。

 そのほか、「干し芋ラテ」(600円)、伊勢のコーヒー専門店「なかむら珈琲」(伊勢市船江)同店オリジナルブレンドコーヒー(ホット=500円、アイス=550円)などのドリンクメニューがある。

 橘さんは「ジェラートは全てここで製造。できるだけ地元産を使用し原材料もこだわった。『干し芋』はぎんこ芋をペーストにしたあっさり目、『濃干し芋』は『干し芋』を倍にした濃い目、『干し芋プレミアム』は『干し芋』に大学芋、焼き芋、芋蜜を加えた芋尽くし。芋菓子をトッピングに芋スイーツを堪能してほしい」と話す。

 「『ジェラ餅』は注文を受けてから客の目の前で求肥で包んでいる。海外ではイタリアやオーストラリア、韓国などで提供する店もあるようだが、日本ではありそうでなかったメニューなので、ぜひ試していただければ。通販や企業のOEM製造にも力を入れていきたい」とも。

 営業時間は、平日10時30分~17時、土曜日曜、祝日10時~17時。

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