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歌手の小椋あかりさん、福島から伊勢に移住しライブ活動精力的に

歌手の小椋あかりさん、福島から伊勢に移住しライブ活動精力的に

歌手の小椋あかりさん、福島から伊勢に移住しライブ活動精力的に

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 福島から伊勢に移住しポピュラーシンガーとして活躍する小椋あかりさんが、12月7日にカフェ「CLIMAT(クリマ)」(度会町棚橋)で、12月21日に「珈琲舎 日々樹」(伊勢市御薗町)でそれぞれライブを行う。

歌手の小椋あかりさん、福島から伊勢に移住し伊勢でライブ活動精力的に

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 福島県北部、猪苗代湖の北端に位置する自然豊かな裏磐梯といわれる北塩原村出身の小椋さん。3歳の頃からピアノを習い、郡山女子大学短期大学部音楽科ピアノ専攻を卒業。2010(平成22)年から福島市出身の女性シンガー・AKI CLAY(アキ・クレイ)さんに師事しボイスレッスンを受ける。2011(平成23)年3月11日の東日本大震災で被災、福島第一原子力発電所事故による放射能汚染から避難するため家族で伊勢市に移住。

 活動の拠点を伊勢市に移しシンガーとして活躍するきっかけとなったのは、現在小椋さんのマネージメントを行うアイ・ミュージック(伊勢市曽祢)代表の岩佐妃呂子さんとの出会いから。2012(平成24)年の10月、伊勢市の高柳商店街で打ち合わせをしていた時、「すぐそばでとてもきれいな歌声が聞こえたので、その歌声の持ち主を探しに行った。その時に初めて会ったのがあかりさん。すぐにスカウトし予定していたライブで歌ってもらうことを約束した」と打ち明ける。小椋さんはその時、知り合いの誕生日に歌うバースデーソングの練習をしているところだった。

 岩佐さんは、小椋さんの起用でライブのオファーが増え、県外のホテルでも定期的に演奏ができる環境になり、シンガーとしても順調な滑り出しを見せたが、コロナ禍となり、すべてのコンサート、ライブイベントがキャンセルになった。コロナ禍が明けた現在は、少しずつ各方面からのオファーが増え始めているが、まだまだコロナ禍前には戻っていない。そのため多くの人に知ってもらうためライブを主催したり、CDアルバムをリリースしたりしてしのいだという。

 小椋さんを支えるバンドメンバー「Rich Harmony(リッチハーモニー)」は、伊勢市出身でバンドマスターの坂下昇さん(ベース)、度会町出身でSuperflyや絢香などのバックミュージシャンとして活躍した森田誠さん(ドラム)のほか、小崎杏那さん(フルート)、羽室香さんと大西文子さん(キーボード)、北村真衣央さん(ピアノ)。

 11月24日の「珈琲舎 日々樹」でのライブはすでに満席。12月7日の「CLIMAT」、12月21日の「珈琲舎 日々樹」では一足早い「メリー クリスマス コンサート」を予定し、来場を呼びかけている。

 小椋さんは「ぜひ直接お会いし、私の歌声を聞いていただきたい。クリスマスソングも4~5曲歌う予定。楽しいひと時にしていきたい」と話す。

 「メリー クリスマス コンサート」は11月24日、12月7日共に、開場19時、開演19時30分~、1ドリンク付き大人=2,500円。

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