構造改革特区制度を利用し認可された代々木高校(志摩市阿児町神明、TEL 050-3535-2797)はカナダのバンクーバー高等学院(日本事務局=大阪市中央区島之内1)と提携し、生徒に留学機会を与えるためサテライト教室を開設した。
バンクーバー高等学院は、高校生留学が急増したのを機にきめ細かなフォロー体制充実のために昨年発足。キャンパスはバンクーバーから電車で40分ほどのサレー市にあり、カナディアンハウスへホームステイする仕組みになっている。また日本人スタッフ、日本人医師が常駐し、24時間対応し安心して生活できる環境を用意している。
今回の提携で同校へ入学したままカナダの高校へ入学し、日本とカナダの両国の高校卒業資格を同時に取得することも可能となる。代々木高校のスクーリングは日本への帰国時に集中して行われる。
同校の一色真司校長は、「通信制高校に在学する生徒にも安心して留学の機会を与えることができる。語学研修はもちろんのこと、親元を離れて生活する事は、生徒にとっても卒業後大きな自信になる」と話している。