昭和に製造されたオールドカー41台が9月27日、伊勢市で開催された「伊勢おおまつり」に参加し伊勢市内をパレードした。その後宮川堤公園(伊勢市中島)に全車勢ぞろいし、居合わせた観客は目の前のオールドカーに、昔を懐かしんだり、珍しがったりしていた。
同パレードは、1980年前半までに製造された自動車を所有する三重県内在住の人たちで作る「三重オールドカークラブ」(会長=小林敬さん、会員数50人)が主催のイベント「三重オールドカーミーティングIN伊勢」で、同祭りへの参加と併せて今年で3回目になる。同クラブのミーティングとしては5回目。
1970(昭和45)年式のトヨタ2000GTや1969(昭和44)年式いすゞ117クーペなど現存数が少なく珍しい車やマツダの三輪自動車などが集結。ドイツのメッサーシュミットKR200は1960(昭和35)年式で最も古く、形も運転席とその後ろに後部座席があるだけの車で、来場者の一人は岐阜県から参加したオーナーの伊藤博之さんに話を詳しく聞いていた。