観光キャンペーン「美し国まいろう。伊勢・鳥羽・志摩」始まる-高校生弁当選手権も

観光キャンペーン「美し国まいろう。伊勢・鳥羽・志摩」始まる-「美し国伊勢志摩食彩フェア」の様子。

観光キャンペーン「美し国まいろう。伊勢・鳥羽・志摩」始まる-「美し国伊勢志摩食彩フェア」の様子。

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 伊勢志摩へ多くの観光客を呼び込もうとするキャンペーン「美(うま)し国、まいろう。伊勢・鳥羽・志摩」(事務局=伊勢志摩観光コンベンション機構)が10月1日から始まった。

志摩観光ホテルの伊勢エビのスープも300杯が振る舞われた。宮崎総料理長自ら手渡される。

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 2013(平成25)年に伊勢神宮で執り行われる第62回神宮式年遷宮に向けて、官民が一体となって力を結集し盛り上げる同キャンペーンは、今年で5年目を迎える。

 同キャンペーンの今年のテーマは「元気になる旅」。伊勢神宮の関連行事やイベント紹介のほか、伊勢志摩を旅して元気になるような「食」「自然」にスポットを当てたイベントや参加型プログラムを提供する。

 第1弾として「食」を生かしたイベントとして10月7日、「美し国伊勢志摩食彩フェア」を開催した。同フェアでは、調理の技能を競い合う調理技能展や高校生たちが考えた弁当選手権、伊勢志摩の冬の食材を使った新作料理展などのコンテストを実施した。

 今年から、会場をちょんまげワールド伊勢・安土桃山文化村(伊勢市二見町)の大食堂に移動した同フェアでは、46団体の作った色鮮やかで、おいしそうに調理された料理が並び、試食会などが開催された。志摩の女将の会「志摩いそぶえ会」(代表=伊藤泰子さん)による「真珠てこね寿司」や、志摩観光ホテルの伊勢エビのスープなどが振る舞われた。

 「高校生お弁当選手権」では、三重県知事賞に三重県立相可高等学校の堀内文子さん考案の「伊勢志摩よくばり弁当」が選ばれた。

 同フェアを担当する同実行委員会イベント部会の美濃松謙(みのうまつのり)部会長は「伊勢志摩は食材が豊富で調理人の技術レベルも高い。そのことを広くPRすること。高校生による『お弁当選手権』の開催、次代を担う高校生らに参加してもらい食を通して、地元伊勢志摩の有望な人材として育ってもらいたいという願いを込めて企画した」と説明する。

 キャンペーンの開催は来年3月31日まで。

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