今年で55周年目を迎えた鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-25-2555)の開館日1955(昭和30)年5月15日からの総入館者数が3月8日、55,555,555人を達成した。
この記録は、全国の水族館では初めての数字で、現在のところ水族館総入館者数では日本一になり、記録を更新し続けている。昨年8月3日に5,500万人を記録しセレモニーを行ったばかり。
5,555万5,555人目の入館者になったのは、愛知県豊田市在住の下川さん。家族3人で伊勢神宮に参拝後、同水族館に入館しようとしたところを呼び止められ「祝55555555人」の横断幕を手に、職員との記念撮影に収まった。下川さんには、記念品としてジュゴンのぬいぐるみが贈られた。
古田正美館長は「職員と冗談で、5月5日の15時55分55秒の入館者が55,555,555人目だったらすごいね――と話していた(笑)。次の目標は6,000万人。鳥羽市という小さなまちの水族館で5,555万5,555人の方々に来館いただいたことはとてもありがたいこと。これからも博物館としての水族館として、社会貢献をしていきたい」と話す。
同館では3月1日にゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生、さらに2頭のゴマフアザラシも妊娠中でハッピーニュースが続きそうだ。