全米女子プロゴルフ協会（LPGA）公式戦「2013ミズノクラシック伊勢志摩」が11月8日～10日、「近鉄賢島カンツリークラブ（6506ヤード、パー72）」（志摩市阿児町）で開催される。

日本女子賞金ランキング1位の森田理香子選手

　全米女子選手43人と日本女子選手35人計78人が優勝賞金18万ドル（約1,800万円）、総額120万ドル（約1億2,000万円）を懸けて争う日米両ツアーを兼ねた女子ゴルフトーナメント。優勝者には賞金のほか、メルセデスベンツV350TRENDや伊勢志摩産真珠のネックレスなどが贈られる。国内選手には翌年の米女子ツアーのシード権も与えられる。

　賢島CCに移って8回を数える同大会。昨年の大会では、森田理香子選手が2日目、1イーグル、5バーディー、3ボギーの68、通算6アンダーで9位から2位に浮上し優勝争いに加わったが最終日、8位タイからスタートしたステーシー・ルイス選手（米）が10バーディー、2ボギーの64をマークし通算11アンダーで逆転優勝を飾った。

　今年の参加選手は全米女子ツアーで活躍する宮里美香選手に今年から同ツアーに参加している有村智恵選手、上原彩子選手、2006年の優勝者・カリー・ウェブ選手（豪）、2008年・2010年の優勝者の申・ジエ選手（韓）、国内女子賞金ランキング1位の森田理香子選手、2位の横峯さくら選手、ホステスプロの服部真夕選手、飯島茜選手らが顔をそろえる。

　真珠業者らで組織する「真珠100年委員会」が真珠の生産地であることをアピールするために、毎年選手全員にプレゼントする真珠のピアス（イヤリング）を選手が試合で着けるかどうかも同大会のもう一つの見どころ。5日にホテル志摩スペイン村（磯部町）であったレセプションパーティーで全選手にプレゼントされた。

　ジュニアゴルフやスナッグゴルフのレッスン会、出場選手と一緒に写真が撮れるチャリティーフォト、日本女子選手によるサイン色紙などグッズのチャリティー販売会などの恒例イベントのほか、今年から英語で全米選手を応援しようという新企画イベント「英語で観戦ツアー」（9日・10日、先着10人）も行われる。

　大会の模様は、MBS・CBC・TBS系全国28局ネットで同9日14時～15時24分、10日15時～16時54分にテレビ放送する（CS放送GORA ＝8日11時～15時、19時～22時57分、9日8時40分～11時、21時～22時27分、10日7時25分～9時45分、21時～22時57分）。

　前売り入場料は、8日＝3,000円、9日・10日＝各4,000円。3日間セット前売り入場券は1万円で販売中。当日券は8日＝4,000円、9日・10日＝各5,000円。近鉄賢島駅から無料シャトルバスを運行。高校生以下は入場無料（要身分証明書提示）。