志摩市の賢島で開かれているG7「伊勢志摩サミット」で首脳たちに提供された食事での乾杯酒や食中酒に三重県の酒が続々採用されている。
サミットが開幕した5月26日のワーキングランチでは、乾杯酒に清水清三郎商店(鈴鹿市)の「作(ざく)智 純米大吟醸 滴取り」、食中酒に元坂酒造(多気郡)の「酒屋八兵衛 山廃純米酒 伊勢錦」が、19時ごろからあったカクテルでは清水清三郎商店の「作 穂乃智 純米酒 」、宮崎本店(四日市市)の「宮の雪(純米酒)」、ワーキングディナーでは、大田酒造(伊賀市)の「半蔵 純米大吟醸」、食中酒に瀧自慢酒造(名張市)の「瀧自慢 辛口純米 滝水流(はやせ)純米酒」が選ばれた。
鈴木英敬三重県知事は、「今回のサミットでは『三重県のものを!』ということを官邸も外務省もかなり配慮してくれたのが有り難い。手応えもバッチリ」と自信を見せる。
サミットは5月27日、アウトリーチ首脳たちも交えたワーキングランチを取った後閉幕。議長記者会見が14時から賢島宝生苑(ほうじょうえん)で行われる予定。