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巨大キハダマグロ釣り上げ日本記録あと2キロ及ばず-鳥羽ビルフィッシュトーナメント

巨大キハダマグロ釣り上げ日本記録あと2キロ及ばず-鳥羽ビルフィッシュトーナメント

巨大キハダマグロ釣り上げ日本記録あと2キロ及ばず-鳥羽ビルフィッシュトーナメント

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 100キロ以上のカジキなどを狙うゲームフィッシング「鳥羽ビルフィッシュトーナメント国際大会」が7月28日・29日、鳥羽沖の太平洋一帯の海域で繰り広げられている。初日の28日、キハダマグロの日本記録が10年振りに更新されるか?と期待されたがあと2キロ及ばなかった。

鳥羽BFTでキハダマグロ日本記録更新ならず

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 今年で16回を数える同大会、一昨年には60本以上のカジキが釣り上げられた。今年も初日から、5本のクロカワカジキ(ブルーマリーン)を釣り上げ幸先のいいスタートを切った。帰港した船からカジキが吊り上げられると、居合わせた見物客から驚きの声が上がっていた。

 日本記録更新が期待される巨大キハダマグロを釣り上げたのは広島県福山市から参加の「True Blue FC」(キャプテン=長鋪毅一郎(ながしききいちろう)さん)チーム。同大会の山本光平審査委員長が「現在のキハダマグロの日本記録、ラインクラス24キロ(50Lb)は1995年と2002年に出した69キロ。もし69キロよりも重ければ日本記録更新となる。10年振りの快挙だが、はたして?」と説明後、計測。

 「結果は、重量67.4キロ(全長170センチ、胴回り98センチ)。日本記録にはあと2キロ及ばなかった」と残念がった。アングラーの井上一成さんは「僕は今年6月にビルフィッシュデビューしたばかりで、この間にクロカワカジキを4本上げ、チームでは『ラッキーボーイ』と呼ばれている(笑)。今回のキハダは釣り上げるまでに約1時間20分かかった。160キロのクロカワを釣った時よりも難しかった」と感想を漏らした。

 同大会は、JGFA(ジャパンゲームフィッシング協会)会員が3人以上がチームの参加条件で、釣ったカジキの重量とラインクラスハンディ(釣り糸の太さ)、タグアンドリリース(釣った魚に標識を打ち放流)などのポイントルールを計算しながら2日間のポイントの合計で優勝を競い合う。

  「True Blue」のキャプテンで JGFAの会長も務める長鋪さんは「鳥羽は梅雨が明ける時期で季節もよく、太平洋沖の潮もよく、最高の大会。一昨年のように爆釣になることもあるので、大物ヒットに期待ができる」と話す。

 初日の釣果は、5本のクロカワカジキ(うち2本がタグアンドリリース)と1本のキハダマグロ。愛知県小牧市の「フォーエバーローリン」(キャプテン=野中敬士さん)は重量110.4キロ、全長311センチ、胴回り110センチのクロカワカジキをラインクラス24キロ(50Lb)で釣り上げた(アングラー=渡辺幸雄さん)。暫定1位は、クロカワカジキをラインクラス24キロ(50Lb)でタグアンドリリースした愛知県名古屋市の「タイ」(キャプテン=石川三紘さん)。

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