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志摩の佐藤養殖場、4月1日を「的矢かきの日」に 生カキの特別メニューも

志摩の佐藤養殖場、4月1日を「的矢かきの日」に 「的矢かきテラス」では生カキの特別メニューも

志摩の佐藤養殖場、4月1日を「的矢かきの日」に 「的矢かきテラス」では生カキの特別メニューも

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 カキの生産・販売を行う佐藤養殖場(志摩市磯部町、TEL 0599-57-2612)が3月28日、4月1日が「的矢かきの日」として記念日登録されたことを発表した。

【その他の画像】日本記念日協会から発行された「的矢かきの日」登録証を持つ濱地大規社長

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 同社は、1925(大正14)年に水産学者の佐藤忠勇博士(1887~1984)が創業。来年創業100周年を迎える。佐藤博士は、当時は2~3年かって出荷していたカキを1年で出荷できるように、かごの中にカキを入れ海の中につるす「垂下式カキ養殖法」を、生では食べることができなかったカキを安心して食べられるように、成長したカキを紫外線殺菌した海水に18時間以上漬け浄化する「紫外線滅菌浄化法」などを発明し、近代のカキ養殖現場では当たり前となった養殖技術を広め、日本のカキの品質を画期的に向上させた功績を持つ。漫画「美味しんぼ 青竹の香り(5)」でも佐藤博士と山岡士郎とのやりとりが紹介されている。志摩の的矢湾で養殖する「的矢かき」は同社が「清浄的矢かき」として販売するブランドカキで2002(平成14)年3月に「三重ブランド」第1号に認定された。

 「的矢かきの日」は、生カキ養殖の父・佐藤博士の功績をたたえ、来年創業100年を迎えるのを前に、伊勢志摩の自然の恵に感謝し、「的矢かき」をさらに知ってもらおうと、佐藤博士の命日に当たる4月1日を記念日にと日本記念日協会に登録したもの。

 濱地大規社長は「来年創業100年を迎えるが、創業日までは調べてもわからなかったので、佐藤忠勇の命日を記念日とした。水産業界での100年企業となることの重みを深く感じ、次の100年にどうつないでいくか、どう水産業を盛り上げていくか、伊勢志摩の自然環境をどう持続させていくか、初代ならどうするだろうか?と日々初代との対話を重ねている」と話す。

 濱地社長は「現在はネット通販と2022年オープンの直営レストラン『的矢かきテラス』を中心に展開しながらも、シンガポールやインドネシア、ベトナムなど海外への輸出にも力を入れている。創業者の功績や『的矢かき』について知ってもらうきっかけとなるように、さまざまな100周年イベントも計画中。まずは創業99年を祝い、この時期にしか味わうことができない冬のマガキと夏の岩ガキを同時に味わうことができる『オイスタープレート』(3,000円)を期間限定で提供する。当社のカキ殻をブドウ畑にまいてできたブドウで作ったワイン『キングセルビー大阪デラウェア2023』(グラス950円、ボトル4,300円)とともに、的矢湾を眺めながら伊勢志摩の海の恵みを堪能いただければ」とも。

 「的矢かきテラス」の営業時間は10時~15時。

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