志摩市出身の「ご当地アイドル」を発掘しようと「志摩ご当地アイドルオーディション」が今年からスタートする。主催は「三重を元気にしよう会」（山崎豊成理事長）がメーンで組織する同実行委員会。現在オーディションへの参加を呼びかけている。

　山崎実行委員長は「経済不況が続く中、志摩市に住む子どもたちに夢を与えられる活動ができれば。その活動を通して知名度、認知度の低い志摩市をアピールできれば」とオーディション開催の2つの思いを話す。

　オーディションは、2月5日に1 次審査を行い選考後、4月8日の最終審査を経て「ご当地アイドル」を決定する。今年7月のCDデビューを目指す。

　「自信があるからやるのではなく、やりたいからやる――そんな若者が増えることを願っている。観客で満員になったホールのステージを、ところ狭しと走り回り、観る人にも夢を与えることができるようなアイドルが誕生すれば」と期待を込める一方、「当実行委員会は2つの思いを叶えるために、このアイドルをメジャーに押し上げなければならない」と使命感もにじませる。

　応募条件は、志摩市在住の小・中・高校生であること、現在プロダクションなどと契約していないこと、保護者の許可を得られることなど。問い合わせ先は同実行委員会（TEL 090-1562-1327）井上啓俊（ひろとし）さんまで。締め切りは2月1日まで。