神宮会館を運営する伊勢神宮崇敬会(伊勢市宇治中之切町)が3月、第63回神宮式年遷宮に関連する伝統行事「お木曳(おきひき)行事」を記念してタカラトミー(東京都葛飾区)とコラボして発売した特別仕様の玩具「お木曳車チョロQ」が、11月4日現在までに約1万3000個を売り上げた。
20年に1度行われる神宮式年遷宮の中でも、国の無形民俗文化財に指定されている「お木曳行事」は、木曽の山々から切り出された御用材を、旧神領民(伊勢の町衆)や全国から参加する特別神領民が力を合わせて外宮(げくう)と内宮(ないくう)へ奉曳(ほうえい)する伝統行事。
同商品は20年前の行事の際にも販売して大きな反響を呼んだ人気アイテム。「お木曳車」と「お白石奉献車」の2種類があり、現在販売しているものは令和版の「お木曳車」で、前回の平成版よりも鳥居や木の色を鮮やかに変えた復刻版。事業部事業課の橋村晋弥さんは「玩具であるチョロQとして表現することで、子どもから大人まで親しみやすい形で伊勢の文化に触れてもらい、関心を高めることを目指した。復刻を望む多くの声に応えて販売した」と話す。
前回の第62回神宮式年遷宮のお木曳行事に合わせて販売した平成版お木曳車チョロQは2万個、2013(平成25)年のお白石奉献車チョロQは1万個を販売し、それぞれ完売した。今回の令和版お木曳車チョロQは3万個製作。橋村さんは「来年の第2期お木曳が始まり機運が再び盛り上がってくると購入者が増えるので、早めに買い求めていただければ」と呼びかける。
価格は1,300円。神宮会館売店と公式通販サイトで販売する。