志摩スペイン村パルケエスパーニャ(志摩市磯部町)で11月30日に開催されるスペインの郷土料理「パエリヤ」を作る料理コンクール「パエリヤコンクールin志摩」への参加チームを現在、同実行委員会(事務局=志摩市観光協会内)が募集している。
仮装するチームも多く、とても賑やかな「パエリヤコンクールin志摩」昨年の様子
伊勢志摩の冬の恒例イベントとなった同コンクールは今年で16回目を数える。パエリヤは丸い浅い平底のフライパン(パエリヤ鍋)で調理する米料理で、スペイン・バレンシア地方の代表料理。チームでエントーリーし当日、あらかじめ準備された食材と調理器具を使い、まきと炭で火加減を調整しながら10人分のパエリヤを制限時間90分以内に調理し、味、見た目などを競い合う。
用意される食材は、志摩市の的矢湾で取れる高級食材で「三重ブランド」認定のカキ「的矢かき」や志摩産の「ムール貝」「ヒオウギ貝」のほか、有頭エビ、骨付きチキン、トマト水煮、米、タマネギ、ニンニク、パセリ、レモン、パプリカ、オリーブオイル、サフラン、塩、固形スープ、ミネラルウオーター。
審査は、ホテル志摩スペイン村(同)の総料理長や同パークに務めるスペイン人などが、味、色、見た目(材料の調和)と、パエリヤ料理に最も重要な「ソカレット(socarrat)=お焦げ)」をチェックしながら厳正な審査を行う。
優勝チームには同ホテル宿泊券や的矢かきなどの副賞も。定員は50チーム(1組4人以内)。参加費は1チーム8,000円。参加すると、1チーム6人まで(応援者2人まで)の志摩スペイン村入園パスポート(通常4,800円)が付き、そのほかの応援者にも50%の割引券4枚(1枚で5人まで有効)が付く。
当日のスケジュールは、受け付け=9時30分~、開会式=10時15分~、調理時間=11時~12時30分。12時35分から審査を行い、その後、表彰式を行う。
申込締め切り日は11月10日。問い合わせは同実行委員会(阿児町TEL 0599-46-1112)まで。