京都の老舗巡るバスツアー、皇学館大学の学生が京都の伝統文化に触れる

京都の老舗巡るバスツアー、皇学館大学の学生が京都の伝統文化に触れる(写真は「井筒」9代・井筒與兵衛社長と記念撮影)

京都の老舗巡るバスツアー、皇学館大学の学生が京都の伝統文化に触れる(写真は「井筒」9代・井筒與兵衛社長と記念撮影)

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 広域伊勢志摩圏でも積雪が記録された2月8日、皇学館大学(伊勢市神田久志本町)現代日本社会学部主催による「京都の老舗」を巡るバスツアーが行われた。

京都の老舗巡るバスツアー

 同ツアーは2010年からスタートし今回で9回目の人気「授業」。当初は就職課の主催で「職場体験付講座」として行われていたが、より伝統文化を学ぼうと昨年度から同学部が引き継いだ。これまで約40社を訪れ、老舗企業の経営者から直接、企業理念や日本文化について、伝統を守り続けることへの経営者の思いなどについて学んできた。

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 この日は、同大学生12人(同学部5人、文学部7人)がツアーに参加、創業1803年の京菓子製造販売「鶴屋吉信」(上京区)の7代当主・稲田慎一郎社長、1890年創業の京懐石料理「六盛(ろくせい)」(左京区)の堀場弘之会長、1705年創業の法衣・装束・調度品の制作販売「井筒」(下京区)の9代・井筒與兵衛(よへい)社長、1923年に建てられた京町家とじゅばんの美術館「紫織庵(しおりあん)」館長で和装業「丸栄」(中京区)の川崎栄一郎社長にそれぞれ話を聞いた。

 同学部は2010年4月に、現代日本の問題を解決できる人材を育成するため創設。今年3月には第1期生が卒業を迎える。同学部4年生の藤本紋さんは「入学して4年間の全8回に参加させていただきとても勉強になった。日本文化の本物を知ることができるので毎回とても楽しみだった」と感想を述べる。

 同学部の岩崎正彌准教授は「学生たちが『ほんまもん』に触れることによって、本物の日本人になってほしいという願いからスタートした企画。学生たちはこれからさまざまな分野に進むと思うが、日本文化を救う人材として、または積極的に消費するなど盛り上げる人材として成長し、それぞれの立場で日本文化を応援していってほしい」と話す。

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