往年の名車に乗って公道を走る自動車レース「ヒストリックカーミーティング イン 伊勢志摩」が12月6日・7日、伊勢志摩で開催された。
今回で10回を数える同イベントは、1980 年までに製造されたクラシックスポーツカーでラリー用に作成されたルートブックに従い、指定されたルートと決められた時間を守りながら走行し、ゴールを目指す自動車レース。参加台数は、1937年製「ジャガーSS100」や1955年~1964年製までの「ポルシェ356」6台ほか計52台。
一行は6日の朝、アクアイグニス(菰野町)をスタートし、伊勢自動車道を南下、道の駅紀伊長島マンボウ(北牟婁郡紀北町)からリアス海岸に沿った国道260号線を通り、贄浦漁港、南伊勢町文化会館(以上南伊勢町)を経由し、英虞湾に落ちる夕日がきれいなともやま公園のあるホテル近鉄アクアヴィラ(志摩市大王町)を目指した。
翌7日は御座白浜海岸(志摩市志摩町)から、太平洋と英虞湾が見渡せる「パールロード」を走りタラサ志摩ホテル&リゾート(鳥羽市浦村町)で昼食を取ったあと伊勢志摩で最も高い朝熊山(あさまやま)を登る「伊勢志摩スカイライン」を走り、津カントリー倶楽部(津市片田長谷町)でフィニッシュした。
7日は、伊勢志摩から直線距離で200キロ以上離れた富士山が早朝から昼過ぎまで観測できるほどの絶好のドライブ日和だった。