主要国首脳会議「伊勢志摩サミット」が5月に開催される会場から目と鼻の先にある地面に3月1日から、巨大マンボウが突き刺さった状態になっている。
サミットが開かれる会場は賢島。マンボウは賢島に唯一ある水族館「志摩マリンランド」(志摩市阿児町)の駐車場エントランスの地面にシリビレが刺さっている状態。
地面に刺さったマンボウは、「マンボウの泳ぐ水族館」として親しまれている同館のシンボルをモニュメント化したもの。この日、地元の子どもたち約50人を招待して除幕式を開いた。
モニュメントは、高さ、幅とも約330センチ、幅約80センチ、セビレ約95センチ、シリビレ約50センチ(地面に突き刺さって見えない部分約50センチ)、目玉の直径約17.5センチ。日本で捕獲された最大級のマンボウとほぼ同じ大きさで、黒目だけをデフォルメしてかわいらしく仕上げた。
里中知之館長は「マンボウの前に立つと、あるものが現れる仕掛けになっている。夏ごろにはより顕著に現れるのでは…」と期待をもたせた。