総ヒノキ造りの水槽の神社「賢島神社」で例祭-志摩マリンランド

総ヒノキ造りの水槽の神社「賢島神社」で例祭-志摩マリンランド(写真は新しく授与する賢島神社のお守りを持つ里中館長)

総ヒノキ造りの水槽の神社「賢島神社」で例祭-志摩マリンランド(写真は新しく授与する賢島神社のお守りを持つ里中館長)

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 本格的な受験シーズンを前に12月21日、志摩マリンランド(志摩市阿児町賢島、TEL 0599-43-1225)内にある「賢島(かしこいしま)神社」で学業・受験成就を祈る例祭が執り行われた。

志摩マリンランドの総ヒノキ造りの水槽の神社「賢島神社」

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 上向きに泳ぐ「アオギハゼ」約50匹と、ウマくいくようにとタツノオトシゴ類最大種の「オオウミウマ」10匹が泳ぐ「水槽」の中の神様は、知恵の神「八意思兼神(やごころおもいかねのかみ)」、海水の神「塩椎神(しおつちのかみ)」、水の神「弥都波能売神(みづはのめのかみ)」の3体。総ヒノキで取り囲み、屋根に6本のかつお木、内削(そ)ぎの千木(ちぎ)も取り付けられた神社様式の形をした「水槽」が賢島神社だ。

 同神社は、同地名「かしこじま」が「賢い島」と読めることから「賢島神社」と命名。学力・学業の向上、知力・運気アップに効くようにと2011年9月、同館に同神社を設けた。同年10月から同神社前に「さい銭箱」も取り付けた。さい銭は、希少動物などの保全活動のための「野生動物保護基金」への寄付に充て、これまで合計40万8,000円を寄付した。

 例祭では、今年から神明神社(神明)の宮司に就任した小崎亮さんがおはらいを行い、祝詞を上げ、里中知之館長ら同館職員らが玉串を納めた。アオギハゼとタツノオトシゴをデザインした「賢島神社オリジナルお守り根付け」(400円)の祈とうも同時に行った。

 里中館長は「寿カンパチ、金銀銅のオニオコゼと縁起のいい魚たちとともに、賢島神社への参拝でさらに運気をアップして幸運になっていただければ」と話す。 

 同館では、来年の干支(えと)にちなんだ新春特別展「海のウマとおめでたい魚たち」を来年2月2日まで開催中。開館時間は9時~17時。入館料は、大人=1,250円、中高生=700円、小学生=500円、幼児(4歳以上)=300円。

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