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第2回「賢島映画祭」、先着40人を招待 「映画やドラマ製作の舞台裏」講演会も

第2回「賢島映画祭」、先着40人を招待 「映画やドラマ製作の舞台裏」講演会も(写真は第1回「賢島映画祭」の様子)

第2回「賢島映画祭」、先着40人を招待 「映画やドラマ製作の舞台裏」講演会も(写真は第1回「賢島映画祭」の様子)

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 伊勢志摩サミットが開催された志摩市の賢島で9月4日、地域に光を当てた地域主役型映画を集めた「賢島映画祭」が行われる。会場は、伊勢志摩サミット議長国記者会見場となった「賢島宝生苑(ほうじょうえん)」(志摩市阿児町)華陽2階「煌(きらめき)」。

【その他の画像】第1回「賢島映画祭」の様子

 今回で2回目となる同映画祭は、風景や歴史、文化、風土、人物など「地域の匂い」がする「地域主役型映画」を全国から募集。「主役クラスのキャストが最低1人その地域の人であること」「本編が30分以上であること」などが応募条件で、映画としての技術的な完成度よりも撮影した地域・人々をどれだけ魅力的に映しているか、どれだけ地域を巻き込んでいるかなどが審査対象。地域復興の原動力となると認めた最優秀作品に「グランプリ賞」、優秀作品に「準グランプリ賞」などを決める。昨年のグランプリ作品は、青森県津軽地方の郷土料理「けの汁」を題材にしながら家族・故郷への思いを描いた「けの汁」(監督=千村利光)。

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 主催する「志摩ムービークルーズ」(志摩市大王町、TEL 0599-72-2412)は一昨年5月30日、地元有志12人によって設立した市民団体。船越中学校(同)が閉校することを題材にした映画「校歌の卒業式」(2013年)の製作に携わったことをきっかけに、地域が能動的に映画製作に取り組むことで地域が元気になると信じて、地域主役型映画が多く生まれるようにと同映画祭を企画した。

 今回は東京や名古屋、三重などから7作品がエントリー。町の発明家であった亡き父が作った「物質転移装置」を発見した娘たちの物語を描いた「スリッパと真夏の月」(監督=木場明義)、夢をあきらめ何事にも無気力な中学2年生の息子とリストラされても夢を語る父親の物語「中学2年生北へ進む」(同=小林渚)、愛知県豊田市の山あいでの生活を描くヒューマンドラマをご当地アイドルStar☆Tが演じる「ハローグッバイ」(同=谷口雄一郎)、岸和田だんじり祭に参加する青年の心を描いた「祭りに咲く花」(同=泉原航一)、夏休みに友だちと出かけた旅先での奇跡のような出会いをきっかけに新たな一歩を踏み出す「境界線」(同=槙田栞・清原駿)、探偵同好会に所属する3人の女子高生のファンタジーコメディ「豊田女子大学付属高校探偵同好会」(同=中屋充史)、「郷愁」をテーマに写真を撮ることを依頼された女性フォトグラファーの心を描く「きみと見る風景」(同=今西祐子)。

 前日の3日にはプレイベントとして、映画「スクールオブナーシング」やテレビドラマNHK2時間スペシャル「天才画家の肖像 青木繁の生涯」「悲しみを勇気にかえて」(日本民間放送連盟賞優秀賞受賞)、NHK連続ドラマ「洞窟おじさん」(文化庁芸術祭優秀賞、ATP賞、衛星放送協会オリジナル番組アワード最優秀賞受賞)、「世界ふしぎ発見!」などの構成を手掛ける伊勢市出身の脚本家・児島秀樹さんによる講演会「映画やドラマづくりの舞台裏」を志摩市商工会館カルチャー教室(阿児町)で開催する。時間は、14時~15時30分。

 事務局の山崎善隆さんは「賢島映画祭に先着40人をご招待させていただく。観覧希望者は志摩ムービークルーズのホームページからご応募いただければ。前日のプレイベントでは映画作りについての興味深い話がたくさん聞ける。映画を作ろうと思うきっかけが生まれれば嬉しい。無料なので気軽にご参加いただきたい」と話す。

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