三重県営サンアリーナ(伊勢市朝熊町)一帯で開催している「第27回全国菓子大博覧会・三重(通称「お伊勢さん菓子博2017」)」が5月4日、開幕からの累計入場者数30万人突破した。
【その他の画像】「お伊勢さん菓子博」会場のいせ舞台の照明の上にツバメが巣作り
約4年に一度、全国の菓子を一堂に集め、展示・即売する同イベント。同イベント実行委員会では期間中、約60万人の来場者を見込んでいる。
この日12時30分ごろ、家族と共に入場した津市在住の乗竹信太郎さんが30万人目に選ばれた。最終的に4日の入場者は3万5800人で4日終了での累計入場者数は31万6200人となった。同実行委員長の濱田典保さんは「これまでの来場者数は順調に推移している。目標の60万人達成については天候によるところも大きいが引き続き努力して達成していきたい」とコメントする。
一方、会場内で三重県内の各市町や全国の菓子組合らが催すステージイベントなどを展開する「いせ舞台」の屋根(照明器具の上)にツバメが巣作りを開始した。
同博営業出店管理部の田畑俊二さんは「5月3日にツバメが巣作りを始めたのを確認。日に日に大きくなって2日間で5~6センチほどの大きさになった。5月14日に終了することを考えると、ヒナが巣立つのを待たずにステージの解体作業が始まってしまう。本来の計画では同博終了と同時にステージも撤去する予定だったが、撤去作業をギリギリまで遅らせ、卵を産みヒナになり、そのヒナが巣立つまで見守ろうと判断した。今後は見守るのと同時にステージで観覧する人たちに迷惑が掛からないような措置を取って行きたい」とも。
開催時間は10時~18時。入場料金は、大人=2,000円、シニア=1,600円、中・高生=1,400円、小学生=800円。駐車場は平日=1,000円、土曜・日曜・祝日=2,000円。5月14日まで。