伊勢市出身で京都を拠点に活動するハーピストでソプラノ歌手の速海(はやみ)ちひろさんが5月6日、三重県立美術館(津市)エントランスホールでコンサートを開いた。
速海さんは立教大学仏文学科を卒業後、ハープと声楽を学ぶためイギリス・フランスに留学。国際コンクールやマスタークラスで優勝・入賞を重ね、現在はグランドハープによる弾き語りで、全国各地で演奏会を開いている。
「若葉のコンサート2017」と銘打ったコンサートは、フルートとリコーダーを担当する森本英希さんとのコンサートで、4月22日に京都、5月6日の三重、5月19日に岡山の3カ所で開催。
この日は、イギリスと近代フランスの作品「スカボローフェア」「サリーガーデン」「小舟にて」「ヴェニスの謝肉祭」と、「お伽噺」「春なのに」「Stand Alone(NHK大河ドラマ「坂の上の雲」テーマソング)」などを演奏。
同コンサートの収益金は、熊本地震で被災した人・地域への支援活動に役立てる。