伊勢市出身の三宅淳詞(あつし)選手が10月28日・29日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市)国際南コース(1周1.264キロ)で行われた「オートバックス全日本カート選手権」OKクラス第9戦で2位となった。
シリーズ最終戦、年間チャンピオンが決定する同レース。2日間で、第9戦・第10戦が予定されていたが、台風22号による大雨により第10戦は中止となった。
2015年からTOYOTA YAMAHA RACING TEAMに所属する三宅選手は、昨年からカートレース最高峰に挑戦している。昨年まで最高峰クラスはKFクラスだったが、今年からさらに国際規格に合わせたOKクラスを導入したため、そのままスライドしてOKクラスからエントリーしている。
この日の三宅選手は、第9戦予選で12周11分19秒379をマークし3番に着けた。決勝で3番グリッドからスタートし、トップを走る名取鉄平選手らと争ったが、一歩届かず24周を22分35秒341、2位でチェッカーを受け、1つ順位を上げてゴールした。優勝は名取鉄平選手(22分31秒899)。
現在総合ランキングで101ポイント10位の三宅選手は、公式ポイントランキングが公開されれば順位を上げる予定となっている。昨年は総合8位だった。
三宅選手は「今年はタイヤテストの段階からとても調子が良く、レースウィークもみんなよりスピード自体も良かったが、タイムトライアルでの組み分けで流れが悪くなってしまい、表彰台には乗っているが優勝をすることができていなかった。まだ来年の活動は決まっていないがそろそろフォーミュラにもステップアップしていき活躍したい」と話す。
本年度「オートバックス全日本カート選手権」OKクラスの総合優勝は佐藤蓮選手。